最近の私のマイブームは、「おにぎらず」です。
おにぎらずとは、その名の通り、握らないおにぎりのことです。
握らないおにぎりなんて作れるの?と、最初は私の頭の中も疑問でいっぱいでしたが、作り方を見て納得しました。
まな板に海苔を一枚広げ、その中央にご飯をのせて四隅を折りたたむのです。
そうすると、四角いおにぎりが出来上がります。
そのおにぎりを真ん中から二つに切って、サンドイッチのように具を見せて並べれば、おにぎらずの完成です。
にぎらないので手が汚れない。
それがおにぎらずの一番の利点だと思います。
私はこの画期的な作り方に感動して、様々なおにぎらずを作りました。
例えば、ベーシックな梅味は、形が変わっても美味しかったです。
海苔の佃煮にスライスチーズを乗せたものなどは、珍しい取合せが逆に面白い味でした。
失敗してしまったのは、最初の頃に作ったツナマヨです。
ツナにキュウリを合わせてマヨネーズで和えたものに、更にレタスを重ねました。
しかしこれは、レタスの水切りが甘かったせいでしっとりとしてしまいました。
おまけにご飯を多く乗せすぎたせいか、海苔できちんと閉じることが出来ず、何回も開けたり閉じたりを繰り返してしまったせいで、形がボロボロになってしまいました。
今ではお弁当にもおにぎらずを作って持っていきます。
同僚達は、最初不思議そうに私のおにぎらずを眺めますが、作り方が分かると、ほとんどの人が自分も作ってみようと言い出します。
形がユニークで作りやすく、美味しいおにぎらずを、これからもどんどん作って行きたいと思います。