アーティフィシャルフラワーという言葉で想像されるのは、造花というイメージですよね (*^_^*)
プラスチックで作られた不自然な花という少しネガティブなイメージが長い間の造花という分野で培われてしまっているのが今の日本ですよね。
ところが、実はアーティフィシャルフラワーの世界はこの数年で目覚しい進歩を遂げており、本物と見まごうような素晴らしい仕上がりのものを見かけるようになりました (^^♪ (^O^)/
先日お邪魔した知り合いの家のリビングに、とても素敵なバラが生けてありました。
驚くほど立派な大きな花だったので、お庭で育てているのか、誰かとてもバラの栽培が上手な人に貰ったのかと聞いてみると、何とアーティフィシャルフラワーだというのです (゜o゜;
驚いて近づいてみたところ、確かに造花なのですが、本当に本物そっくりに作られているために、至近距離でなければ全く気づかないですね。
造花にありがちなのが、全ての花が全て同じ形をしていて、全ての花びらが同じ色、同じ形をしているというもの。
実物の花を見たり触れたことがある人なら分かると思いますが、一つの枝にいくつかの花が付いていたとしたら、一つとして同じ形をした花は無いのです (^^♪
例えば先端部分に付いた花は少し大きく開くのも早め、下の方はまだつぼみ、途中には咲きかけの花が付いているなど、どれ一つ状態が同じものはありません。
そのような微妙な花の様子を今のアーティフィシャルフラワーは上手に表現出来るのですね。
美しい花とは言え、一枝のうちどれかは散りかけだったり、つぼみだったりで見頃の状態なのは1輪だけというのが自然な花の付き方なのです。
その少し散り始めた花びらの、端の方から少し変色している様子や、つぼみが咲き開いた花よりも少し濃い色をしているなど、細部の表現がよりリアルな花らしさを演出するのです。
もちろん生の花も魅力的ですが、長い間楽しめて手間もかからないアーティフィシャルフラワーがあれば急なお客様やちょっとした彩りにととても便利で重宝しそうですね (^O^)/