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【いろんな種類】物流で使われるパレットの材質

段ボールが何段にも積み上げられた倉庫。
誰もが見た事のある光景です。
その下に必ずと言っていいほどあるのが,パレットと言う存在です。

・パレットとは?
約1メートル四方の台で,上に荷物を積み重ね,フォークリフトで持ち上げる事ができるようになっています。
フォークリフトの爪自体はそれほど広い面積を持つものではありませんから,重量物が載っても曲がったりしない頑丈さが求められます。
また物流で使用されるものなので,軽い方が輸送費用も安くなりますね。
ではこのパレット,どんな材質のものが使われているのでしょうか?
代表的なものをご紹介します。

・木製パレット
「大きなスノコ」という印象があります。
木材で作られたパレットです。
軽くて,強度があり,リサイクルしやすく,低コストというメリットがあります。
昔から現在まで,広く使用されているパレットです。
しかしながら,問題点もあります。
木材の特性上,湿気を吸って曲がったり,朽ちてしまったりすることがあります。
また木材には,虫がついたり,虫の卵がついたりもします。
パレットと一緒にそのような虫や卵が国境を越えてやってきてしまい,環境破壊の原因ともなっています。
それでも対策も講じられていますので,やはり今でもよく見かけるパレットですね。

・プラスチックパレット
合成樹脂で成型されたパレットです。
カラフルで多くの穴が空いているものです。
木製パレットは設計上,フォークリフトの爪を入れる面が2面しか作れませんが,プラスチックパレットの場合,4面すべてから爪を入れる事ができるようになります。
狭い倉庫でたくさんのパレットを動かす際に,どこからでもフォークリフトの爪を入れる事ができるというのは大きなメリットとなります。
また湿気による変形もなく,強度も十分あります。
長期間にわたって使用できますので,一つの会社の中で長く使い回す,という使用形態が多く見られます。

以上,代表的に使われている2種類のパレットをご紹介しました。
決して主役になることはありませんが,私たちの毎日の生活で欠かすことができない大事な存在です。
みなさんの会社,お店ではどんなパレットを使っていますか?
ちょっと気にしてみてください。

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